2011年2月17日木曜日

世界平和への助走

父系イスラエル民族を代表するキリスト教最大の国が南米ブラジルなら、母系ヒッタイト民族を代表するイスラム圏最大の国はインドネシアであります。

宇宙経綸から観れば父系イスラエル民族圏と母系ヒッタイト・アラブ民族圏の相剋の歴史を終焉させる必要があるのであり、その為には両民族が対立せざるを得なかった歴史的背景を土台とした霊的解消の鋳型を造る必要があるのです。

その為にProject GAIAでは、両民族の代表者たちが宗教の壁を超えて一体する必要を説いているのであり、そのためには各々が神の子意識に目覚める必要があるのです。

大和民族はこれらの民族に通じる遺伝子を持つ民族ですから、両世界を代表するブラジルとインドネシアの神の子たちを繋ぐことで、対立から調和へと道を開く鋳型を造る必要があるのです。


イスタンブールのYENYモスク 1996年
 まずそのための霊的鋳型として、アラブとイスラエル民族の祖であるアブラハムを中心に、妻サラと使用人ハガルの二人の女性の確執、そしてアブラハムとサラの子イサクと、アブラハムとハガルの子イシマエルとの腹違いの兄弟の確執を解放することが必要なのです。先に生まれたイシマエルは母親のハガルと共に荒野に捨てられ苦難の道を強いられたアラブ民族の祖となりました。そしてイサクは12人の子を生み、ユダヤ民族を初めとしたイスラエル民族の父となりました。

このアブラハムの家庭に隠された確執が時代と共に民族の宗教的対立闘争に発展しているのです。ですから原因であるアブラハム家庭の確執を解放に導く鋳型が必要となるのです。この鋳型は既にフランシスコの家庭が身代わりとなることで超えて来た経緯がありますが、まだ完璧ではありません。

また具体的には、導かれるままに1998年に東南アジアのスルタン(国王)の連合組織のあるインドネシア本部を訪問し、後にヨーロッパの王族を代表するブラジルの皇帝家を何度か訪問することで対立する両世界を東西に八の字に結ぶ架け橋となる道を模索して来ました。これらの動きはまだまだ助走的なものでありますが、いずれ実りを結ぶ時が来ると思います。

私たち神の子にできることは、戦いの人類歴史を終焉させるために必要な霊的鋳型を造ることであり、それを土台に光に満ちた新しい銀河人類創造の先祖となることです。もちろんそれは人為的に行われることではなく、神々の導きがあって初めて成されて行く事です。

まだまだ一握りの数少ない神の子たちではありますが、今の私たちに出来ること、いや、今の私たちにしか出来ないことに挑戦することを通して神々の計画を積極的に牽引して行く、それが神の子たちの役割ではないかと思います。


感謝合掌